人生逆転したい!人生一発逆転する方法

1.はじめに

わたしはこれまでに成功本、自己啓発本を嫌というほど読んできた。
本屋にまだ読んだことのない成功本があれば、気になってしかたがないのだ。
では、成功本を漁るように読みまくって、わたしは成功したのだろうか?
いや、まだ成功には程遠い。しかし、成功したいと願う方たちにわたしの知恵を
与えることは、頭の中を整理する意味でも有用だし、このページを読んでくれた
人の中から成功者が出てくれれば、これほど嬉しいことはない。

 

2.自分の成功イメージを明確にする

まず、成功という言葉は、その言葉の受け取り手によって異なった意味合いを持つ。
ある男性にとっての成功は、素敵な女性を妻に迎えて平和に暮らすことかもしれないし、
ある男性にとっては有り余るほどの大金を手にして高級外車を乗り回すことかもしれない。

 

つまり、成功したいと願うのであれば、まずあなたの成功を定義する必要があるのだ。
当然、漠然と成功したいなぁと思ったところで
成功という牡丹餅が棚から降ってくることはないのである。

 

3.熱意を持つ

成功に対するイメージが固まったら、その成功した状態に近づくために
情熱を持ち続けることが重要だ。こんな暮らしがしたいなぁといった、
漠然と考えるのではなく、絶対にこんな暮らしを手に入れてやるという
エネルギーが必要になる。これは、成功本のバイブル「思考は現実化する」
でも述べられていることで、情熱なくして成功した人など存在しないのである。

 

4.セルフイメージを高める

自分は成功するに足る人間であり、成功しないわけがないと強気になること。
失敗したらどうしよう。自分にはこの程度の生活がふさわしいといった、
ネガティブなイメージだけは避けなければならない。つまり、自分はこういう
人間であるという自己イメージを成功イメージに近づけていく必要があるのだ。
毎日、鏡の前に向かってセルフイメージを高める努力をしよう。
だんだんと、成功した姿が明確に想起できれば、セルフイメージの完成は近い。

 

 

5.自分は成功すると確信する

確信なくして成功することは出来ない。成功するための法則などはどこにもないし、
成功はどこにも売っていない。自分が成功すると確信できるかどうかが重要なのだ。
まだ成功が確信できないのであれば、成功イメージがまだ弱いのではないだろうか。
目を瞑って理想の生活を脳内で再生したときに、その場の音や匂いまで感じられる
くらいハッキリと映像が再生されるくらい強烈なイメージが必要なのだ。

 

6.強みを認識する

他人よりも優れている、あなたの強みはなんだろうか?あえて、自分が苦手とする
分野で勝負する必要などない。強みがあるなら、強みが生かせるフィールドで戦った
ほうが、何倍も早く成功への道を歩むことが出来る。他者との係わり合いが好きなら
いろんな人のいる場で仕事をしたほうが成果は早く出るだろうし、一人でパソコン
相手にプログラミングをするほうが好きなら、無理に人前に出ることはない。
自分の好きなことと、強みが完全に一致するとは限らないが、それでも苦手で弱い
部分を無理やり伸ばそうとする必要などない。自分の弱みは、他の人にお願いして
カバーしてもらえば良いではないか。

 

7.計画を立てる

成功のイメージも固まり、情熱もあるのであれば、成功するための計画を立てるべきだ。
例えば、金銭的・経済的に成功したいのであれば、金を得る手段を考え、実行していく
ための具体的な行動計画を立てる必要がある。ビジネスをはじめて、売上げ1億とか
根拠のない目標を立ててはいけない。売上げ1億を達成するためには、どのような
行動が必要なのか、何人にサービスを販売すればよいのか?全て細かい数字の積み重ね
でなければいけない。

 

8.ビジネスをはじめる

ここでは経済的な成功を例にとるが、経済的な成功を収めるために一番の近道は
自分でビジネスを始めることである。億万長者にアンケートした結果によると、
親からの遺産相続や大企業の役員・取締役になるといった、時間や運に左右される
方法を除けば、自分でビジネスオーナーになるほうが成功確率が高いことが証明されている。
スポーツ選手やアーティストといった活躍場所もあるにはあるが、それは努力で
なんとかなる世界ではないことは、既にご存知であろう。

 

 

9.需要と供給のバランスを調べる

ビジネスで成功するために重要なことは、あるサービスを欲しがる人、またある
サービスを供給できる人、この二者のバランスである。たとえ素晴らしい商品を開発
したとして、その商品を欲しがる人が一人しかいなかった場合、そのビジネスは
成り立つだろうか?もし、自分ではたいしたことのない商品だと思っていても、
実はその商品を欲しがる人が100万人いて、商品を作り出せる人が自分しかいなかったら
成功は約束されたようなものだ。つまり、需要があり供給が不足しているジャンルを
探すことがビジネスで成功を収めるためには不可欠な要素なのだ。

 

10.成長軌道にあるビジネスなのか

ビジネスというのは、立ち上がりから成長軌道にのって衰退するまで、
鯨を横から見たような曲線を描くものである。鯨の曲線とは、横軸にビジネスが始まってから
経過した時間を示し、縦軸はビジネスの売上げ・市場規模をとるものとする。
そうすると、立ち上がりは非常にゆっくりで緩やかな上昇曲線を描き、認知度が一般に
浸透してくると市場規模の伸びも急激になるのだ。この成長期に入るときに参入しておくと
非常にうまみが大きくなると一般的には言われている。ある程度、安定期を迎えた後
ビジネスの需要がなくなり衰退期に突入する。たとえば、電卓の市場を表した曲線が非常に
わかりやすい。今は完全な衰退期であり、急激な需要や市場規模の上昇は見込まれない。
それはなぜか?電卓という機能に対する需要は一定しているのだが、電卓でなくても
その機能を提供する安価なデバイスが一般に広がったからである。それは、パソコンや携帯
であり、電話機能に付随する形で四則演算の機能、電卓機能をあとから追加したものであるが、
携帯があれば別に電卓を持つ必要などまったくないのである。多少、計算がしにくいなどの
デメリットがあるので、会計や経理の職務についている人にとっては、大きくて使いやすい
電卓は必要とされるが、それ以外の電卓を使用する頻度の少ない人にとっては、高機能な電卓
など不要なのである。さて、あなたが参入しようと考えている領域は、これから市場規模が
伸びていく領域なのか、それとも完全に衰退していく業界なのか。ここを見極める必要がある。

 

 

11.成功本を読む

この本のとおりに行動すれば必ず成功するなどという成功が約束された本は存在しない。
なぜ存在しないのか?それは、人によって成功の定義もばらばらだし、時代背景が違うのだから
いつの時代にも通じるような成功法則を探そうというほうが間違っているのである。
では、過去の成功者を分析して、新しい知見を得ることも不可能なのであろうか?
それはある程度可能であると考えている。ナポレオン・ヒル博士が50年の歳月をかけて
完成させたナポレオン・ヒル・プログラム「思考は現実化する」など、成功者をたずねて
成功体験から成功者に共通する要素を抜き出して、まとめた書物である。このような成功本
は、現在書店に行けば数多く手に入れることが出来るだろう。

 

12.数多くの失敗をする

成功という字を虫眼鏡で拡大してみたら、小さい失敗という字で成り立っていたという言葉
があるくらい、成功と失敗には深い関係がある。失敗の経験値が増えれば増えるほど
成功に近づくという偉人の言葉も、あながち間違ってはいないと感じている。
失敗することにより、なぜ失敗したのか、次に同じ過ちを繰り返さないためには、
どうすればよいのか?と考えに考え抜くことにより、確実に自分を成長させることが出来るからだ。

 

13.失敗から立ち上がる

2回、3回の失敗で挫けていたら、成功などおぼつかない。エジソンが電球を発明するまでに
失敗した回数は軽く1000回を超えると言われている。しかも、エジソンはそれを失敗とは
カウントしていないのだ。1000回も失敗してよく挫けませんでしたね?よくあきらめませんで
したね?と聞かれたとき、エジソンは「失敗だなんてとんでもない。私は電球に使えない1000個の
方法を発見し続けたのだ」。だから、たとえ失敗したとしても、絶対に挫けたり途中で投げ出しては
いけないのだ。失敗をすればするほど、あなたは成功に確実に近づいている。失敗には成功の種子
が含まれているのだから。

 

14.参入障壁を乗り越える

何か新しいビジネスをはじめようとしたとき、そこには必ず参入するための障壁がある。
ここで読者に覚えておいて欲しいことは、参入障壁が高ければ高いほど、障壁を乗り越えた
時の褒美は大きいのだ。考えてもみたまえ。参入障壁がとても低くて、誰でも簡単に始められる
ビジネスにうまみなどあるだろうか?誰でも出来るということは、それだけ報酬も低くて
当たり前と考えたほうが良い。自分が乗り越えられるか、挫折するか、これくらいの参入障壁
があるビジネスにチャレンジするのが良いだろう。ただし、あまりに障壁が高すぎる場合、
例えば宇宙ビジネスを1から立ち上げようなどとすると、一生成功せずにチャレンジだけで
タイムオーバーになってしまう可能性もあるので、注意が必要である。

 

15.社会から必要とされる

社会から必要とされる人になること。
これが成功するための絶対条件だ。

 

世の中で成功している人を見てみろ。
企業経営者にしたって、世の中から必要とされる会社を経営しているし、
莫大な財産を持った人間は、何かしら人から求められているはずだ。

 

いてもいなくても変わらない、
そんな人間の下には、富も人も集まってこないのだ。